友遊ボールって何?


友遊ボールとは、少年野球の底辺拡大を図るため、低学年(小学3年生以下)と父母の参加を得て、少年野球の楽しさを理解して頂くためにできた競技です。

安全な友遊ボール

ルールは野球に準じていますが、柔らかいボールを使うのでグローブは使わずに手でキャッチします。バットはプラスチック製の太いメガホンのようなもので、味方のピッチャーが下からゆっくりボールを投げてくれるので、安心してバッターボックスに立つことができます。
三振とフォアボールがなく、打席に立ったら必ずボールを打てるので、子どもたちは自分の打順を楽しみにしています。
また、クロスプレーなどで怪我をしないようにタッチプレー無しのルールなどがあります。

入部してない子でも男女問わず3年生以下なら誰でも参加できます。ユニフォーム無しで私服でも参加できます。近所の子を誘って参加してもらって、野球の楽しさを知って、野球を始めるきっかけになったりします。

請西ブレーブスでは、木更津市友遊ボール春季大会、袖ケ浦少年野球連盟主催の山ゆり友遊ボール大会、木更津市友遊ボール秋季大会に毎年参加しています。
また2019年には千葉県チャンピオン大会で優勝しました。
 
 

令和2年3月7日改定実施

 

木更津市少年野球友遊ボール大会競技規則

 

 

(本大会の趣旨と出場資格・チーム構成)

1.この大会は、少年野球の底辺拡大を図るため、多くの低学年(小学3年生以下)と保護者の参加を得て、少年野球の楽しさを理解していただくために実施するもので、特に出場資格の制限はしないが、本連盟に加盟しているチームまたは、今後連盟に加盟を希望するチームを対象に実施するものである。

2.チーム構成は、成人者による代表者、監督、コーチ(2名)、スコアラー、介護員(2名以内)とし、選手は小学校3年生以下で主将を含む7名以上とその保護者2名を含めて25名以内とする。

3.選手登録、背番号は不要とする。

 

(服装・用具)

1.出場するチームの服装は、ユニホームまたは運動の出来る服装とし、靴は野球用スパイクまたは運動靴とする。グランド内の選手及びチームの出場者は、チームの識別のために、統一の帽子を着帽することが望ましい。

2.バットとボールは、本連盟が定める(連盟を通して購入)ものとし、それ以外のものは禁止する。(グローブ、ヘルメット等は使用しません)。

 

(開会式等)

1.大会開会式での各チームの集合時間は開会式開始時刻の30分前までに受付を終了し、選手は指定された場所に集合・整列をすること。

2.大会の開会式での選手宣誓は、実施しない。

 

(試合の集合時間・準備等)

1.第1試合のチームは試合開始時刻の30分前までに各コートに集合していること。第2試合以降も同様とする。

2.試合の中止・時刻の変更等は、大会本部から連絡することとし、雨天による判断が困難な場合は、試合時刻までに集合し、大会本部の決定に従うこと。

3.参加する各チームは必ずスコアラーを配置して自チームの選手の打順・守備位置・得点・失点等を管理・確認すること。選手の交代は監督が審判員に告げること。選手数の少ないチームに負傷者等が出た場合は、既に交代した選手の再出場を認めることとする。守備についていない選手も均等に打撃することができる。但し、打順は変更できない。

4.ベンチは、抽選番号の若番が1塁側とし、先攻・後攻は試合開始前に両チームの主将によるトスで決定する。友遊ボールでは試合前のシートノックは行わない。

5.ベース・コーチは、指導者または保護者が入ることとする。

6.友遊ボールのグランドの設営は大会役員及び参加チームの協力者に於いて行う。

イ)各塁間は15m

ロ)本塁と投手間は5mとし、その中心から半径1mの円を引きその円内から投球する。

ハ)1・2、2・3、3・本塁間の中間地点に「見なしライン」を引く。

ニ)本塁から外野に向って40mの地点にホームランゾーンのラインを引く。

 

(試合時間及び試合内容等)    

1. この大会の試合は、出場するチーム数によりリーグ戦またはトーナメント戦とする。

2. 試合は1試合30分の5回戦で勝敗を争うこととする。タイムゲームとし30分を超えたら新しいイニングに入らないで、その時点の得点を持って勝敗を決定する。得点差によるコールドゲームは、3回均等回終了以降15点差以上のときに適用する。

3. 試合の攻守交代は3アウトとする。守備は(投手を除く)9名(登録選手の保護者を含む)とし、2名以内の登録選手の保護者(女性)の守備位置は捕手と1塁手に限定する。打順は8・9番とする。※参加する男性の保護者は味方相手の投手に限る。打者として打席に立つことは禁止する。

4. 投手は攻撃側のチームの保護者(登録選手の父・母親)とし、メンバー登録された選手の保護者に限定する。投手は前記の5mのサークル内から下手投げでボールを投げることとし、打者の打ったボールに直接当たるまたは触れたり守備側の守備の妨害・妨げをした場合は打者をアウトとする。

5. 守備に付く選手は、投球前に5mライン内に位置することは出来ない。

6. 打者が打ったボールが5mラインを超えない場合または前項により打球を処理したときは全てファールボールとし打ち直しとする。尚、野手が5mライン内でダイレクトで捕球した場合に限りファールフライの直接補給とみなしアウトが成立する。

7. 友遊ボール競技では3振・死球・四球・盗塁は有りません。打者がメガホンバットでボールをフェアゾーンに打つかファールフライを直接捕球されるまでは打席に立つことが出来る。ただし頭上より高く投じたボールを打った場合は、その打者の打撃は無効とし再度打ち直すこととする。

8. 友遊ボール競技は全て(フライ、ライナーの直接捕球を除く)フォースアウトとし、タッチアウトはないものとする。従って守備側の選手がボールを持って走者に対してタッチをしてもアウトにはならない。必ずベースに入るかベースタッチによってアウトが成立する。

9. 走者は投手が投球して打者が打撃してから離塁すること(打撃前の離塁は禁止)。また野手から投手にボールが返球されている時も進塁してはならない。また各塁へのスライディングは認めるが、守備側選手に対して危険と見なした場合は走者をアウトとする。

10. グランドには本塁から外野まで40mの位置にラインを引き、打球がダイレクトでこのラインを超えた場合はホームランとし、ゴロで超えた場合は2塁打とする。

11. 記録員は当該試合の両チームから1名ずつ出し、得点の記録と試合時間の終了を告げる。試合が終了したら記録用紙を各コート担当の連盟役員に渡すこと。

12. 試合の審判は、各コートとも帯同審判制とする。各試合が終了したら次の試合に前の試合チームから各1名ずつ出し球審と副審(ホームベースの後方)を行う。第一試合は最終試合のチームから出して行う。※但しチームに審判経験者がいない場合または事情等により連盟に一任することは認める。

 

(特別延長戦)

1.  試合が5回均等回終了後または試合時間が30分(均等化終了)経過し、得点が同点の場合は特別延長戦(1死満塁)を行う。打者は4番打者からとし、1イニングを行い得点の多い チームを勝者とする。1イニングで勝者が決定しない場合は、決定するまで前記と同様で繰返し行い勝者を決める。

2.  各コートで決勝リーグ進出チームが同率で複数ある場合は、1イニング表裏(ノーアウト1番打者から)を行う。決定しない場合は第1項と同様とする。また決勝リーグも同様とする。

 

 友遊ボール大会規則詳細説明

1.「インプレー」と「ボールデッド」

打者の打撃からボールデッドまでをインプレーとする。走者はインプレーの間は自由に走塁できるが、ボールデッドになった時点で第2項記載の進塁・帰塁が判定される。野手は打球を捕球したら、守備返球(インプレー)とピッチャー返球(ボールデッド)が出来る。

※ボールデッドは

① 野手がピッチャーに返球する(ピッチャーと宣言し返球)

② 打球がゴロで40mラインを超えたとき(エンタイトルツーベース)

※ダイレクトで40mラインを超えた場合はホームランです。

③ 守備側が送球したボールが3mのデッドゾーンから出る(ワンベース)

※守備送球 

① 打者走者及び走者をアウトにしようとする野手の送球及びボールを持っての触塁

※ピッチャー送球 

① 野手がピッチャーへの返球動作を開始またはピッチャーへの返球を宣言した場合とする。なお返球宣言には引続きの返球動作を伴うものとする。

2.「見なしライン」(進塁・帰塁)

見なしラインとは、インプレー中に打者走者・走者の進塁または帰塁を判定するラインである。

① インプレー中(守備側の打球処理の間)走者が見なしラインを超えた場合には帰塁は出来ない。ただし帰塁義務走者には適用されない。

② ピッチャー返球でボールデッドになった場合、この時点で走者が見なしラインを超えていれば次塁へ進塁、手前であれば帰塁が認められる。後続走者の帰塁は先行走者が基準となる。

※帰塁義務走者とはフライ及びライナーで直接捕球された場合の走者及び先行走者帰塁時の後続走者を言う。

3. ピッチャーサークルと5mライン

本塁から5mの位置に引かれた5mラインの中心点に半径1mの円がピッチャーサークルです。ピッチャーはこの円の中から打者に投球する。ただし投球後は打球を避けるためにサークルから出ることは許される。5mラインとは、近距離からの打球直撃を避ける安全ラインです。野手は打者が打撃を行うまではラインの内側に入れない。ただし打撃後はサークル内での打球処理ができる。

4. 反則打撃とその理由

打者は頭上より高いボールを打つことを禁止する。再度繰り返した場合は打者にアウトを宣告する。

野球のバッティングとは異質のテニスのサーブあるいはバレーボールのアタックの様な縦方向の打撃を禁ずるものである。

5.試合終了後、判定等に対して抗義または意義の申し立てはすべて認めない事とする。

 

(附  記)

1. 試合会場(フィールド外を含む)は公共施設を借用している為、全て禁煙とする。喫煙は喫煙所がある場所に限られる。

2. 各会場に於いては、全てのゴミ等の持ち帰りを厳守すること。会場を去る前に再度ゴミと忘れ物の確認をすること。

3.この規則は、令和2年3月7日より実施する。

 

木更津市少年野球友遊ボール大会競技規則

/uploads/kjb/fckeditor/Yuyu/Yuyu%20ball%20kisoku.pdf

ページ最上部へ戻る